11月14日聖日礼拝

動画(19分21秒)

聖書 使徒の働き7章54節〜8章1節
説教 「神の右に立っておられるイエスを見た。」
説教者 髙橋博師


今月の聖句

ヨハネの黙示録3章20節

見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところにはいって、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。


今週の聖句

ルカの福音書10章27節

すると彼は答えて言った。『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』、また『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』とあります。


今週の詩篇の黙想

詩篇45篇1節〜17節

  1. 詩篇45篇は王様の結婚式を祝う詩人の結婚賛歌であります。「あなたは人の子らにまさって麗しい。あなたのくちびるからは優しさが流れ出る。神がとこしえにあなたを祝福しておられるからだ。」国を治める王は神が祝福していてくださるから、麗しさと優しさを兼ね備えていることを歌っています。神に立てられ祝福されている王は「あなたの威光は、真理と柔和と義のために、勝利のうちに乗り進め。」と賞賛される正義の王です。

  2. この花婿なる王はだれをさしているか。キリストは花婿で教会は花嫁、キリストは王であり祭司、預言者と言われています。ここで登場する花婿なる王はキリストを表し、花嫁は救われているクリスチャンすべてを含む教会をさしています。私たちの花婿で王なるキリストは「あなたは義を愛し、悪を憎んだ。それゆえ、神よ。あなたの神は喜びの油をあなたのともがらにまして、あなたにそそがれた。」力強い義なる神であられ、喜びの油を注がれる平和の王であられます。

  3. 私たち教会につながる者はキリストの花嫁、男の信者も女の信者もキリストの花嫁として保護され、愛され守られます。この花嫁に「あなたの民と、あなたの父の家を忘れよ。」と促しています。私たちの過去が罪深い人生であっても、生まれ育った家がいかなるもの、貧しい汚れた環境であっても、私たちは主にあって生まれ変わり、神の子とされています。一度死んで生まれ変わっています。肉の過去は葬られました。変えられた自分を喜び、キリストに愛され花嫁とされたことを感謝しましょう。

  4. 「彼女は綾織物を着て、王の前に導かれ」ます。花嫁は新しい衣を着せられて王のそばに行きます。救われた私たちもキリストをこの身に着ています。かつて身につけていた罪のドロドロの衣を脱ぎ捨てて、救い主キリストの衣をまとって主の愛のうちを歩みましょう。