- 日時:2026-10-25
- 聖書箇所:第一コリント12章27~31節
説教題:より大きな賜物を求めよう
暗唱聖句
あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。私は今、はるかにまさる道を示しましょう。
第一コリント12章31節
説教音声
説教要旨
主に喜ばれる礼拝をお献げしよう
「あなたがたはキリストのからだであって、一人ひとりはその部分です。神は教会の中に、第一に使徒たち、第二に預言者たち、第三に教師たち、そして力あるわざ、そして癒やしの賜物、援助、管理、種々の異言を備えてくださいました。皆が使徒でしょうか。皆が預言者でしょうか。皆が教師でしょうか。すべてが力あるわざでしょうか。皆が癒やしの賜物を持っているでしょうか。皆が異言を語るでしょうか。皆がその解き明かしをするでしょうか。」(27~30)
教会は「キリストのからだ」です。教会に集う兄弟姉妹は、キリストのからだの「部分」です。部分には違いがあります。神さまはさまざまな違いのある者を教会に集めてくださいました。キリストのからだを建て上げるために、お互いはなくてはならない存在です。違いを大切にしながら主に仕える喜びを確かにしたいと思います。
ここでパウロは賜物を分類しています。
「第一に使徒たち、第二に預言者たち、第三に教師たち」
この三つには、順序が記されています。これに対して
「力あるわざ、癒やしの賜物、援助、管理、種々の異言」
箇条書きとなっていて順序が記されていません。
この分類の違いは教会が教会であるためにどうしてもなくてはならないもの、と、あればよいけれども教会においてどうしてもなくてはならないとまではいえないもの、です。
「使徒たち」とは12弟子やパウロのことです。彼らは新約聖書を書いた人たちで、キリスト教信仰の基礎を明らかにしました。聖書は完了していますので、使徒たちには追加はありません。
「預言者たち」や「教師たち」は、今日でいうと牧師たちのことです。あるいは牧師に代わって使徒たちの教えを忠実に伝える人たち、それを教える人たちのことです。
これらの賜物は教会においてなくてはならないものです。私たちは使徒信条をもって信仰の告白をし、教会の手続きによって立てられた牧師たちによって使徒たちが伝えた教えを学んでいます。これは他の宗教やさまざまな共同体にはないことです。
それに対して「力あるわざ、癒やしの賜物、援助、管理、種々の異言」などは、他の宗教やさまざまな共同体においてもみられるものです。
十字架にかかり復活され昇天された主は、再びこの地に来てくださいます。主の再臨を待ち望む私たちがなすべきことは礼拝です。自分勝手な礼拝ではなく、正しい礼拝、霊と真理をもってなすべき礼拝、主に喜ばれる礼拝をおささげしたいと思います。そのためには、正しい福音、正しい信仰告白が大切です。主は福音が正しく語られるために、使徒たち、預言者たち、教師たちをお立てくださったのです。どちらかというと私たちは、教会に後者の方を求めるのかもしれません。しかし教会が教会であるためになくてはならないものである正しい福音を求めたいと思います。神の国と神の義を第一にしているならば、そのほかのことはすべて与えられます。
よりすぐれた賜物を熱心に求める礼拝者となろう
「あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。」(31)
このことばは、続く「私は今、はるかにまさる道を示しましょう」と結びつけ、そこで語られている「愛」という最大の賜物を「熱心に求めなさい」と読むことができると思いますが、今朝は、このことばそのものを少し思いめぐらしてみたいと思います。
さまざまな賜物を主はそれぞれに与えてくださいました。今一度私たちに与えられた賜物はどのようなものであるのかを思いめぐらしてみたいと思います。そのうえで、「よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい」と語られる主のお心を求めたいと思います。
今与えられているものがどのようなものであっても、つねに「よりすぐれた賜物」を熱心に求めていく。そのような信仰生活を送るようにと主は招いてくださいました。
もし今与えられている賜物をもっともすぐれたものととらえ、それに満足し固執するならば、よりすぐれた賜物を求めることを私たちはしないかもしれません。よりすぐれた賜物を求めるためには、今与えられている賜物を喜びつつも、それを絶対的なものとしてとらえず、常に貧しい者として主の前に礼拝をささげる者でありたいと思います。主は貧しい者を富ませ、求める者に答えてくださるお方です。
祈り
私たちはあなたの再臨を待ち望む毎日を送っています。あなたの喜ばれる礼拝をささげる者と整えてください。そのために福音を正しく語り、また正しく聞く者としてください。
さまざまな賜物を与えてくださりありがとうございます。感謝をもって賜物を受け取りつつ、それに固執することから解放して下さい。そうしてよりすぐれた賜物を熱心に求めながら、あなたの喜ばれる礼拝をささげる者としてください。

