改めまして(21)(週報2024年3月24日号)

改めまして(21)

 日本に戻って来た後、無事に教会に定着し、仕事も得ることができたのは、本当に幸いなことでした。そして、2012年には、宣教師の紹介で、現在の妻と出会って結婚に導かれました。結婚に際しては、田中先生ご夫妻や教会の皆さんに、大変お世話になりました。改めて感謝を申し上げます。

 ところで、結婚は私にとって大きな問題でした。「悩みの種」と言った方が良いでしょうか。

 私は、いつ頃からか、自分に自信が持てないようになっていました。心の中は劣等感でいっぱいでした。原因の一つは、結婚の問題でした。「彼女いない歴=年齢」のような人生を送ってきた私にとって、結婚は、したいけれども、できない、そんなものでした。

 クリスチャンになってからは、もちろん一生懸命に祈りました。しかし、祈りながらも、結婚できるとは思えませんでした。そして、祈っては諦め、祈っては諦めを、繰り返していました。結婚に関する私の祈りは、「不信仰」の証しでしかありませんでした。しかし、神様はそんな私に結婚への道を開いてくださったのでした。

 私は、信じるとは言っていても、どこかで疑っている者であることを、結婚への導きを通しても、教えられました。そして、そんな不信仰な自分を変わることなく支え導いていてくださる真実な神様に、私は感謝しています。

「信じます。不信仰な私をお助けください。」(マルコの福音書9章24節)


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