改めまして(26)(週報2024年4月28日号)

改めまして(26)

 年が変わってすぐ、2013年の初め、神様は私に二つの言葉を与えてくださいました。

一つ目はテモテへの手紙第二2章15節です。

あなたは務めにふさわしいと認められる人として、すなわち、真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神に献げるように最善を尽くしなさい。

 私は、「務めにふさわしいと認められる人」ではありませんでした。「恥じることのない働き人」ではありませんでした。大切な働きを無責任に投げ出してしまうような恥ずかしい働き人でした。しかし、神様はそんな私に語ってくださったのでした。私は、「真理のみことばをまっすぐに説き明かす」働き人として、神様から招かれていると思いました。

 二つ目は使徒の働き20章31節です。

ですから、私が三年の間、夜も昼も、涙とともにあなたがた一人ひとりを訓戒し続けてきたことを思い起こして、目を覚ましていなさい。

 パウロはエペソの教会の人々を訓戒しました。それは「夜も昼も」でした。「夜も昼も」です。私は、「夜も昼も」と言うパウロの言葉を見ながら、これが自分にも神様から与えられてきた思いであることに気づきました。神様は、別の職業に就きながらではなくて、夜も昼も真理の言葉を説き明かすために仕える働き人として、自分を招いていてくださる、その確信をいただきました。そうして神様の招きに応えて、神学校で学ばせていただくことになりました。


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