涙を通って微笑みへ
2016年3月30日(水)死とは、人生という地平線の上で徐々に小さくなっていき、最終的に見えなくなることです。港を離れ水平線に向かって行くヨットを見ていると、だんだんに小さく見えなくなっていきます。しかし、遥か遠くのむこう岸では、その同じヨットが新しい港に着くまで、だんだん大きくなってくるのをじっと見ていてくれる人がいることを信じなければなりません。
・・・
私たちの愛する友を新しい家に迎え入れようと、心から喜んで待ちわびる方がむこう岸に立っていることに思いを馳せる時、涙の中から微笑みがほころび出ることでしょう。ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
128頁。
この世の価値基準からは小さく弱くなっていく道を歩むこと。死への備えとしての大切なポイントはそこにあります。それは同時に「向こう岸」で見ていて下さるお方がおられることに、視点を移していくことでしょう。
「だんだんと大きくなってくる」。
神さまの御目に、大きくなってゆく道を歩んでいます。
コメントを残す