ジャン・バーク、『骨』

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「ご苦労さまでした、諸君」 ベンは言った。「これにて閉廷とする。あなたはもう、自分に許しを与えてよろしい」

(ジャン・バーク、『骨』、下、375ページ)

 主人公アイリーン・ケリーに、片足を切断したベンが語りました。アイリーンはベンが片足を切断することになったことで罪責感を持ち続けていたのです。もともとベンとは少なからずうちとけない仲だったのですが、物語の後半では切っても切れない仲になりました。

 罪びとである人間はゆるされなければ生きていくことができません。ゆるしていただかなければ生きていけないのです。具体的なゆるしの言葉を聞き私たちはゆるされた実感をいただきます。

 また自分自身が自分をゆるせないでいることがあります。もしかするとこの方が深刻です。その時も具体的なゆるしの言葉を聞かなければならないのではないでしょうか。

 主イエスさまは私たちの罪のために十字架にかかり救いの道を開いてくださいました。ゆるしの言葉を語ってくださいました。私たちはゆるされているのです。神さまにゆるされているのです。私たちは生きていていいのです。

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