恵みは新しい世界を意味する

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〔自由な恵みの福音〕

2015年6月5日(金)

「神の自由な恵み」。恵みは「自由」であるゆえに、人間と人間の世界の現状の姿を上回ります。それゆえ教会の告知も常に次のことでなくてなりません。まず正義が宿る新しい天と地の告知、イエス・キリストの未来という秘められたご計画の告知であります。
神は私たちに隠されておらず、明らかでいらっしゃいますが、私たちがキリストにあって何者でありどのようにあるか、キリストにあって世界は神の道の目的地ではなんであり、どのようであるか、それは私たちには明らかではなく、隠されています。
・・・
一つのことは知っています、イエス・キリストは永遠においても同じ方である、と―イエスの恵みは全き完全な恵み、神の総体的に存続する新しい世界の中へと永続する恵み、無条件の、従ってたしかに何ら煉獄、補習時間と矯正施設にも拘束されない恵みであります。
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キリストは、私たちすべての上にすべてとともに、すべての被造物の上にそれらとともに、神の支配の今は密かな、だがその時には明らかになる正義としてこられるお方です。

カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小鎚千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、330f。

神さまの恵みが、神さまの自由の中にあり、神さまの一方的なお働きの中にあるとするならば、その神さまの恵みは常に人間を上回り、またこの世界の現状を上回ります。
私たちは限界のある人間ですから、世の終わりや新しい世界がどのようであるのかを知りません。私たちには隠されているのです。
しかし、神さまの恵みを信じている私たちは、その時にもイエスさまは同じ方であるということを信じています。その時にも恵みをもってこの世界に臨んでくださることを知っています。神さまの完全なご支配、神さまの完全な正義をもってこの世界に臨んでくださることを信じています。

(祈り)
神さま、再臨の主であるあなたを待ち望みなす。主よ、来てください。

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