クリスティアン・メラー、『古代教会の牧会者たちⅠ-東方教会』
加藤常昭訳、日本基督教団出版局、2000年6月25日発行
第一章 砂漠の修道士たち-祈っているとの感銘を与えた人びと
マンフレート・ザイツ他の兄弟たちと共同生活をしている、ある兄弟が、師父ベサリオンに尋ねた。「私は何をなすべきでしょうか」。長老は答えた。「沈黙しなさい。そして、自分を計ってばかりいることをよしなさい」。
師父ポイメンが、こう語ったことがある。「師父パフヌティオスは、よくこう言いました。『まだ老師父たちが生きていた昔のこと、私は月に二回は、その長老たちのところに行きました-距離は十二マイルほどありました-そして、自分が考えていることのすべてを話しました。しかし、長老たちが語ってくれたことは、これだけでした。「あなたがどこに行こうと、自分を他人と比較しないようにしなさい。そうすれば、平安を見出すでしょう」』」。51頁f
自分を計ること。どれだけ奉仕をしたか。どれだけ祈ったか。どれだけ聖書を読んだか・・・。これが自分を不自由にするのです。その結果、ひろやかな愛に生きることを難しくしてしまいます。
主イエスさまを中心に置いて、「自分」というものに固執することから自由にして頂きたいと思います。
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