月: 2026年7月

  • 大きな恵みが彼ら全員の上にあった

    静まりの時

    • テーマ:教会の一致
    • 聖書箇所:使徒4・32~37
    • 日付:2026年07月10日(金)

    32 さて、信じた大勢の人々は心と思いを一つにして、だれ一人自分が所有しているものを自分のものと言わず、すべてを共有していた。
    33 使徒たちは、主イエスの復活を大きな力をもって証しし、大きな恵みが彼ら全員の上にあった。
    34 彼らの中には、一人も乏しい者がいなかった。地所や家を所有している者はみな、それを売り、その代金を持って来て、
    35 使徒たちの足もとに置いた。その金が、必要に応じてそれぞれに分け与えられたのであった。

    初代教会の教会運営が記されているのですが、このような記述からは原始共産主義的な印象を受けます。しかし実際はどうであったのかというと、使徒12章で行われた祈祷会の場所が「マルコと呼ばれているヨハネの母マリアの家」(使徒12・12)と書かれていることから、少なくともマリアさんは自分の家を所有していたことがうかがい知れます。とすると、こんにち言われるいわゆる共産主義ということばには当てはまらないことが分かります。「すべてを共有していた」ということばの中身は十分には解明できませんが、「一人も乏しい者がいなかった」ということばに当てはまるような状況が生まれていたことは確かだと思います。麗しい交わりの中に教会はありました。

    使徒たちによって「主イエスの復活を大きな力をもって証し」されていました。そして「大きな恵みが彼ら全員の上に」ありました。

    復活が証しされる、ということと、大きな恵みがある。しかも全員の上にそれはあった。それと、「一人も乏しい者がいなかった」ということとは、つながっているのかもしれません。