人間に頼れば、必ず失望することになるでしょう

真の与え手を認めないでいると、どうしても人間に頼ることになってしまいます。人間に頼れば、必ず失望することになるでしょう。どんなによい人でも誤りを犯すことはあるでしょうし、誰もがいずれは死を迎えるからです。
自分を助けてくれた人に対して感謝の思いをいだき、尊敬し、愛するのは当然です。しかしどんな人間に対しても、信仰をいだいてはなりません――たといどのようにすばらしい、賢い人であっても。砂はよいものですし、砂を使っていろいろな楽しい遊びができます。しかしその上に家を建てようと試みてはならないのです。

『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、484-485頁

2019年12月12日(木)

神さまは福音を伝えるのに人間をお用いになります。しかしそれは人間への信仰に導くためではなく、互いに愛し合うことを教えるためでしょう。信仰は神さまに対して持つ者です。

「人間に頼るのをやめよ/鼻で息をしているだけの者に。どこに彼の値打ちがあるのか。」(イザヤ2・22)

「わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。」(マタイ7・26)