科学を情緒化し、神話化して

私はしかし、いずれは人間どもの科学を情緒化し、神話化して、われわれの敵である神への信仰に対して彼らが心を閉ざしている間に、いわばわれわれへの信仰(もちろんわれわれは信仰などという呼称を用いないが)を科学のうちに忍びこませることを大いに期待しているのだ。

『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、403-404頁

2019年10月16日(水)

科学を情緒化、神話化することで、悪魔に導かれる道を科学のうちに忍びこませることを悪魔自身が画策している、ということでしょう。私たちを幸せにする万能の力が科学のうちにある、と思いこむことは、いつのまにか大切なものを見失わせてしまう、ということなのかもしれません。

「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」(第2コリント4・18)