聖フランチェスコは肉体を<わが兄弟なる驢馬>と呼びました

聖フランチェスコは肉体を<わが兄弟なる驢馬>と呼びました。
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驢馬という比喩は、言いえて妙です。分別のある者は驢馬を尊敬することも憎むこともできないでしょう。驢馬は有用な、逞しい、ぐうたらな、頑な、辛抱づよい、愛すべき、しかしまた癪にもさわる動物です。・・・驢馬はあわれなくらい、滑稽なくらい、美しい動物です。肉体も同じです。

『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、387-388頁

2019年10月4日(金)

肉体を悪とみなす立場もあれば、いたずらに善と見る立場もあります。聖書はそのどちらの立場もとりません。肉体は神さまに造られた素晴らしいもの、美しいものであると同時に、意志によってコントロールしなければならない厄介なものでもあります。いたずらな肉体的苦行も、欲望に任るままの生き方も、いずれも人生に幸福をもたらすものではありません。
ちなみに今日は「アシジの聖フランシスコ修道者」の日です。

「穏やかな心は肉体を生かし/激情は骨を腐らせる。」(箴言14・30)

「誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。心は燃えても、肉体は弱い。」(マルコ14・38)