再臨の教義は私たちに、世界のドラマがいつ終るかを私たちは知らないということ、知りうるわけもないということを教えます。幕はいつなんどき下りるか、わからないのです。
『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、184-5頁
2019年5月9日(木)
終わりがいつか知らずに生きるということは不安です。ですから人間は人情として終わりがいつであるのかを知りたいのです。しかし聖書はそれは神以外は誰も知らないと繰り返し語ります。
この終わりを知らないということは、いつ終わりが来てもよいようにその瞬間瞬間を一所懸命に生きよ、と私たちに語っているように思います。
それとともに、自分にとってどんなに唐突な終わりであっても、私たちの人生が私たちのつくりあげた物語ではなく、神さまの導いておられる人生なのですから、その終わりは神さまから見てグッドタイミングであるのだということも、私たちに教えているように思います。
人生のその時々も、私たちの計画ではなく、神さまの視点によってとらえていくことが、私たちを平安に導くのです。
「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。父だけがご存じである。気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。」(マルコ13・32-33)