それぞれの教派の最も<頑固な>信徒はじつは互いにきわめて近く

クリスチャンの分裂は罪であり、恥ずかしいことです。クリスチャンは少なくとも祈りによって、再統合にたえず寄与しなければなりません。・・・
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ですから私には、それぞれの教派の最も<頑固な>信徒はじつは互いにきわめて近く、その一方、どの教派でも、いわゆる<偏狭でない>リベラルな人々には統合は不可能ではないかという気がしているのです。

『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、32f頁

2019年1月16日(水)

頑固な信徒とは、伝統に忠実な、競技を重んじる人びとのこととルイスはいいます。保守的な信徒といってもよいと思います。それに対してルイスは偏狭でない信徒とは、リベラルな人びとのことであるといいます。
一見頑固な信徒の方が、他を受け入れることが難しいように思われます。しかし実態は逆であるということでしょう。
確かに保守的ということは、中心軸をしっかりと持っているということであり、それが自分ということを中心にしているのではなく神さまを中心にしていますので、かえって他を受け入れることができるのだと思います。
それに対して、リベラルであるということは、結局のところ自分が中心になっているので、その自分を守るのは自分しかいないので、少しでも違いがあると他を受け入れることを極度に警戒するのです。
教会はいわゆる自由で進歩的な人びとによって分裂が繰り返されてきました。今もそうです。