われらを全く自由なる者としてください

われらが正しく、真実に生きうるために必要な生命の力、救いは、すべてあなたと結びつくことにあるのです。多くの経験の中でわれらに加えられる圧迫を取り去り、み手にとらえられた人間として、われらを全く自由なる者としてください。

C.ブルームハルト、『夕べの祈り』、加藤常昭 訳、153f頁

〔あなたがたは、人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく、神の子とする霊を受けたのです。この霊によってわたしたちは、「アッバ、父よ」と呼ぶのです。この霊こそは、わたしたちが神の子供であることを、わたしたちの霊と一緒になって証ししてくださいます。〕(ローマ8・15,16)

2018年7月6日(金)

神さまと結びつくというと、神秘的なもの、をそこに感じます。パウロはキリスト者のことを、神の子とする霊を受けたのだ、といいます。霊を受けた人、それがキリスト者なのです。この霊とは、神さまの第3位格である聖霊さまに他なりません。聖霊さまは、私たちが神の子であることを証ししてくださるお方です。その時、「私たちの霊」と一緒になって証ししてくださるとパウロは言いました。では私たちの霊とはいったいなんなのでしょうか。

人間はもともと霊的な存在であるということでしょう。人間は神さまによって造られたものです。地の塵からつくられましたが、神さまに霊の息吹を吹き込んでいただいて生きる者となりました。しかし人間は罪を犯し、この霊が欠けてしまいました。

しかし欠けていても霊をいただいているのですから、神さまを求める心が与えられています。あらゆる民族に宗教があるのはそのことでしょう。けれども欠けているので、つねに偶像礼拝の中にあるのでしょう。

そのような私たちのところに、聖霊さまは来てくださり、私たちが霊なる霊に生きることができるようにしてくださいました。

この聖霊さまによって、私たちは、すでに神さまの子であること、を証ししてくださいます。そして同時に日々私たちを神さまの子としてくださいます。

聖霊さまによって、父なる神さまとしっかりと結びつかせていただけます。そうして真実に生きうるために必要な生命の力、救いをいただくことができます。どのよう中にあっても全く自由なる者としていただけるのです。