日別アーカイブ: 2017年8月20日

めぐみのパンくず

『医者を必要とするのは丈夫なものでなく、病人です。わたしは正しい人を招くためでなく、罪びとを招くために来たのです。』”マルコ2:17

◎アルパヨの子レビとは、マタイのことです。彼は取税人でした。イエスさまの招きにすぐに応じたレビは、自分の家にイエス様一行と取税人や罪人を招待します。自分の材を投げ出して大パーティを開いたのです。何のための?それは自身の旗印を明確に示すためでした。取税人と言う過去と決別し、以後はイエスさまの弟子として従っていくと言う。この明確さは、キリスト者にとってとても大切な事です。

◎いつものごとく、パリサイ人、律法学者は弟子たちはでたちに難癖をつけます。お前たちの師はどうしてこんなことをするのかと。

◎このことを聞かれた、イエスさまの答えが主題のみことばです。取税人、罪びとは自分たちの状態をよく理解できました。「病人」であることと、「罪人」であることです。「病気」肉体的なこと以上に、心の病と知っていたのです。知っていただけでなく、確かにいやして下さるお方が誰かを。

◎「罪人」においても同じです。殺すな、盗むな、姦淫するな、偽るなの対人関係の問題だけでなく、その思いにおいて、深層から罪びとであることを気づいたゆえに、彼らは、イエスさまを中心としたパーティに参加したのです。自分は正しい生活を送っていると自負している者はこの輪には入れないでしょう。

◎イエスさまは、心と体の癒し主、罪を解決して下さるただお一人のお方です。