日別アーカイブ: 2016年1月17日

めぐみのパンくず

わたしはまた、ダビデの家の鍵を彼の肩に置く。彼が開くと、閉じる者はなく、彼が閉じると、開く者はない。”      イザヤ書22:22

◎ダビデの家(王宮)は、天国の予表です。その扉の鍵を握ったお方をイザヤは700年前、預言しました。この方に開いていただかなければ誰も入ることができないのです。

◎その門は狭い(マタイ7:13,14)とも語られています。一人一人が入れていただくのです。

◎「開くと閉じる者はなく」とまず言われていますが、開いてくださったのはイエスさまで。いつ開かれたのでしょう。それはゴルゴダの丘で十字架に架かられた時でした。イエスさまが息を引き取られた時「神殿の幕が上から下まで真二つに避けた」マルコ15:38とあります。ご自分の死によって御国の門を開いてくださったのです。現在は開かれた時代です。

◎同時に閉じられる時が来るということも覚えておかなければなりません。黙示録3章には心開かれた教会とイエスさまが一生懸命心開かせようとしておられる教会が記されています。前者はフィラデルフィア教会で、イエス様のみ言葉を守り、その名を否まなかった教会です。それに対して後者は信仰生活が生ぬるくなった教会でした。しかし、イエスさまはその教会の戸口に立って、ノックしておられるのです。「あなたの心の扉を開いてわたしを入れておくれ」と。

◎天国の鍵はイエスさまが握っておられます。開け閉めはこの方にかかっています。それと共にキリスト者も心の扉を主にいつも開いていなければなりません。