日別アーカイブ: 2015年11月15日

めぐみのパンくず

もし、あなたがたが信じなければ、長く立つことが出来ない。”   イザヤ7章9節

◎北イスラエルとアラムの連合軍が南ユダに攻めて来ました。ユダは勝利したのですが、なおアラムの軍隊がイスラエル軍の地にとどまっていると聞いた時、アハブ王と民はその心が林の木々のように揺らぎ動揺しました。

◎預言者イザヤと息子のシュアル・ヤシャブは、籠城のため水の確保に行っていた王に会います。

◎そのメッセージは①気をつけて②静かにしていなさい③恐れてはなりません・・でした。出エジプト以来イスラエル人が危機的状況の中にある時、くり返し聞いた言葉です。この言葉を受けいれ、「あなたがたが信じなければ長く立つことはできない。」と意われます。そのために「しるしを求めよ」、確かな証拠を与えると主は言われす。

◎それに対し、アハズ王の答えは「求めません、主を試みません」でした。一見、信仰的に聞こえる言葉です。しかし、大切なしるしが神の民にはどうしても必要なのです。

◎不思議なことにこのような状況の中でイエスさまの「インマヌエル預言」が語られます。

一人の男の子が生まれ善悪を選び取るようになる頃、敵である連合国の王は死んでしまいます。アッシリヤによって滅ぼされるのです。

◎キリスト者が長く信じるために、終わりまで信仰を全うするために必要なしるし。それはインマヌエル「神われと共にいます」と言う信仰です。このしるしを内にもたずして、長く立つことはできないのです。