回心(2026年8月2日の週報より)

回心

使徒の働き9章1~9節

「ところが、サウロが道を進んでダマスコの近くまで来たとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。彼は地に倒れて、自分に語りかける声を聞いた。
『サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか。』」(3,4)

サウロ(のちのパウロ)は、この日もキリスト者を迫害するためにダマスコに向かっていました。その途上で、復活の主イエスに出会い、回心しました。パウロはやがて伝道者となり、新約聖書27の書物のうち13の書物(手紙)を書きました。

キリスト教会ではイエスさまを信じることを、回心(conversion)と言います。同じ読みのことばに「改心」がありますが、それとは違うことばです。回心は方向変換のことです。いままでは神さま以外の方向を向いていたが、これからは神さまの方向を向いて生きて行こうと、方向を変えることです。

新約聖書に登場するキリスト者も、二千年のキリスト教会に生きたキリスト者たちも、今日生きる私たちも、おおよそイエスさまを信じたということは、この回心をしたということです。

よい人間になることも大切ですし、聖書やキリスト教の知識を得ることも大切ですが、たとえそれらが不十分であっても、回心は信仰において欠かすことの出来ないものです。

回心は突然にやってきます。人間の予測や予定、計画、そのようなことを越えて神さまの時はやってきます。私にも、愛する人びとにもやってきます。私たちはいつも期待をして祈ります。