2025年8月10日聖日礼拝

今月の聖句

歴代誌第一28章20節

それから、ダビデはその子ソロモンに言った。強く、雄々しく、事を成し遂げなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。神である主、私の神が、あなたとともにいてくださるのだから。主は、あなたを見放さず、あなたを見捨てず、主の宮の奉仕に関わるすべての仕事を完成させてくださる。


今週の聖句

ルカの福音書19章10節

人の子は、失われた者を捜して救うために来たのです。


ルカの福音書からの黙想 ルカ12章その4 忠実で賢い管理人

ルカ12章の黙想を続けています。イエス様は「しかし、わたしが神の指によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。」(11章20節)神の国の到来を宣言しています。神の国は神様の力による御支配です。イエス様の到来と共に神の国が力を持って到来しています。この事実、現実を信じて生きることが教えられています。31節では「あなたがたは御国を求めなさい。そうすれば、これらのものはそれに加えて与えられます。」と神の国を求めることが勧められています。その生き方として32~34節において「小さな群れよ、恐れることはありません。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国を与えてくださるのです。」と書かれています。小さい群れであっても恐れないように。人数が少ない教会であっても、社会的な弱者の集団であってもそのような事で心配したり恐れたりする事のない様に勧めています。「腰に帯を締め、明かりをともしていなさい。主人が婚礼から帰って来て戸をたたいたら、すぐに戸を開けようと、その帰りを待っている人たちのようでありなさい。」(35節)毎日が変化のない平凡な日々かも知れません。神様の顕著な働きが人間の目には見えていないかも知れません。でも神の国は到来して神様は働いていてくださいます。この確信で、心の中にいつもみことばの灯を輝かせて主に仕えることが勧められています。思いがけないとき、思いがけない方法で神様は働いてくださいます。期待して主に仕えて行きましょう。このように時を認識して「忠実で賢い管理人」(42節)として歩みましょう。小さな群れであっても、私たちが社会的な弱者であっても、神の賜物の管理人、神の国に仕えるしもべとして主は期待していてくださいます。神様から委ねられている賜物、第一の賜物は聖霊です。心に住んでいてくださる聖霊の声を聞き、聖霊を悲しませないように。与えられた時間と言う賜物も主の前に賢く使い、肉体の体を持って主に仕えて生きます。聖霊の宮として主に仕えましょう。シャローム。

2025年8月3日聖日礼拝

動画(37分17秒)

聖書 ルカの福音書11章33節〜36節
説教 「光に満ちた歩み」
説教者 高橋 博師

今月の聖句

歴代誌第一28章20節

それから、ダビデはその子ソロモンに言った。強く、雄々しく、事を成し遂げなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。神である主、私の神が、あなたとともにいてくださるのだから。主は、あなたを見放さず、あなたを見捨てず、主の宮の奉仕に関わるすべての仕事を完成させてくださる。


今週の聖句

ヨハネの福音書8章12節

わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。


ルカの福音書からの黙想 ルカ12章その3 天にあるすり切れない財布

ルカ12章でイエス様は畑が豊作であった金持ちに自己中心の生き方をしないで、神に対して富む人生を送ることを勧めています。(21節)さらに人間的な価値観だけに縛られて生きるのではなく「聖霊が教えてくださる」人生、聖霊の声に耳を傾けることが教えられています。聖霊に耳を傾ける時、神を知らない異邦人のようなこの世だけの人生観、世界観に生きるのでなく、永遠の神の世界観の中で生きることが出来ます。聖霊に聞く人生としてイエス様は「それからイエスは弟子たちに言われた。ですから、わたしはあなたがたに言います。何を食べようかと、いのちのことで心配したり、何を着ようかと、からだのことで心配したりするのはやめなさい。いのちは食べ物以上のもの、からだは着る物以上のものだからです。」(22~23節)衣食住の事で思い煩うことのないように勧めています。「何を食べたらよいか、何を飲んだらよいかと、心配するのをやめ、気をもむのをやめなさい。これらのものはすべて、この世の異邦人が切に求めているものです。これらのものがあなたがたに必要であることは、あなたがたの父が知っておられます。」(29~30)神様の御支配を信じる人生か、信じない人生との違いです。神様を信じていないと、目に見える貯金、収入だけに依存して不安になったりします。この世のものに依存するのではなく、この世を創られた神様を信じ信頼し委ねることが教えられています。「むしろ、あなたがたは御国を求めなさい。そうすれば、これらのものはそれに加えて与えられます。」(31節)神の国、神様の御支配を信じる人生はさらに積極的に「自分の財産を売って施しをしなさい。自分のために、天に、すり切れない財布を作り、尽きることのない宝を積みなさい。天では盗人が近寄ることも、虫が食い荒らすこともありません。あなたがたの宝のあるところ、そこにあなたがたの心もあるのです。」(33~34節)私たちに与えられた賜物を機会を生かして十分に用い、活用する人生を送りましょう。