動画(37分17秒)
聖書 ルカの福音書11章33節〜36節
説教 「光に満ちた歩み」
説教者 高橋 博師
今月の聖句
歴代誌第一28章20節
それから、ダビデはその子ソロモンに言った。強く、雄々しく、事を成し遂げなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。神である主、私の神が、あなたとともにいてくださるのだから。主は、あなたを見放さず、あなたを見捨てず、主の宮の奉仕に関わるすべての仕事を完成させてくださる。
今週の聖句
ヨハネの福音書8章12節
わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。
ルカの福音書からの黙想 ルカ12章その3 天にあるすり切れない財布
ルカ12章でイエス様は畑が豊作であった金持ちに自己中心の生き方をしないで、神に対して富む人生を送ることを勧めています。(21節)さらに人間的な価値観だけに縛られて生きるのではなく「聖霊が教えてくださる」人生、聖霊の声に耳を傾けることが教えられています。聖霊に耳を傾ける時、神を知らない異邦人のようなこの世だけの人生観、世界観に生きるのでなく、永遠の神の世界観の中で生きることが出来ます。聖霊に聞く人生としてイエス様は「それからイエスは弟子たちに言われた。ですから、わたしはあなたがたに言います。何を食べようかと、いのちのことで心配したり、何を着ようかと、からだのことで心配したりするのはやめなさい。いのちは食べ物以上のもの、からだは着る物以上のものだからです。」(22~23節)衣食住の事で思い煩うことのないように勧めています。「何を食べたらよいか、何を飲んだらよいかと、心配するのをやめ、気をもむのをやめなさい。これらのものはすべて、この世の異邦人が切に求めているものです。これらのものがあなたがたに必要であることは、あなたがたの父が知っておられます。」(29~30)神様の御支配を信じる人生か、信じない人生との違いです。神様を信じていないと、目に見える貯金、収入だけに依存して不安になったりします。この世のものに依存するのではなく、この世を創られた神様を信じ信頼し委ねることが教えられています。「むしろ、あなたがたは御国を求めなさい。そうすれば、これらのものはそれに加えて与えられます。」(31節)神の国、神様の御支配を信じる人生はさらに積極的に「自分の財産を売って施しをしなさい。自分のために、天に、すり切れない財布を作り、尽きることのない宝を積みなさい。天では盗人が近寄ることも、虫が食い荒らすこともありません。あなたがたの宝のあるところ、そこにあなたがたの心もあるのです。」(33~34節)私たちに与えられた賜物を機会を生かして十分に用い、活用する人生を送りましょう。