動画(44分18秒)
聖書 ヨハネの福音書16章7節〜17節
説教 「真理の御霊」
説教者 高橋 博師
今月の聖句
ローマ人への手紙12章1節
ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。
今週の聖句
ヨハネの福音書16章8節
その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世の誤りを明らかになさいます。
創世記からの黙想 創世記24章
創世記24章はイサクの嫁とり物語です。アブラハムは息子イサクの結婚に関して二つの祈りを持っています。生まれ故郷ハランの地から嫁をもらうこと。イサクとともに約束の地に住んで神様を共に礼拝する人。結婚、就職など人生の大きなテーマに遭遇するとき、信仰に立って祈ることが大切です。アブラハムは生まれ故郷を離れ、神様の召しによって偶像の町、ウルから旅立ちました。イサクの伴侶も信仰を同じくする人とアブラハムは祈っています。ハランの地からカナンの地にやってきて信仰と使命を共有する人が与えられるようにアブラハムは祈り、主を礼拝して、しもべをハランの地に送り出しています。アブラハムの信仰のもう一つの素晴らしい点は、しもべという信仰、祈りの共有者を持っています。しもべと良く交わって、信仰、使命に置いて一つとなって、しもべを送り出しています。私たちが神様に仕える時、考え、信仰、心を一つにして行動できる信仰の友のいることは素晴らしいことです。しもべも祈ってアブラハムの祈りに合わせています。イサクの伴侶となる人は信仰を具体的にあらわして、生きる人。労苦を惜しまないで旅人を優しくもてなしてくれる人を神様は与えてくださると信じて祈っています。見ず知らずの旅人のしもべが、水を一杯くださいと言えば、気持ちよくくださり、しもべにだけではなく、ラクダにも飲ませましょう、という、愛の人、信仰の人こそ、神様の御心の女性である、と祈りの目標を持って旅立っています。しもべはハランの井戸端で女性に声をかけています。10頭のラクダにも惜しまずに水を飲ませてくれた祈った通りの女性に出会いました。女性に家を聞くと、何とベトエルの娘でした。ベトエルの父ナホルはアブラハムの兄弟。しもべは、神様の摂理の中で、アブラハムの甥ベトエルの娘リベカに出会っています。信仰、使命、愛において、祈りの目標通りであったので、しもべはリベカをイサクにくださいとベトエルに申し出ました。ベトエルは「これは神様から出たことである。私たちは良し悪しを言うことは出来ない」とリベカを遠く、カナンの地、イサクのもとに送り出しています。リベカも信仰によって、父の家を離れ、見ず知らずのイサクのもとに旅立っています。私たちも祈りの友と祈りを共有し、主を礼拝して、信仰の道を歩みましょう。シャローム。