2025年6月29日聖日礼拝

今月の聖句

ピレモンへの手紙11節

彼は、以前はあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても役に立つ者となっています。


今週の聖句

ヨハネの手紙第一5章14節

何事でも神のみこころにしたがって願うなら、神は聞いてくださるということ、これこそ神に対して私たちが抱いている確信です。


ルカの福音書からの黙想 ルカ11章その2

ルカ9章51節からイエス様は毅然とエルサレムの十字架に向かって歩んでおられます。イエス様が十字架に架かられ、人類のすべての罪を贖われ、死と復活により罪の赦しが完成します。アダム・エバの堕落以来の人類の悲惨な道に転機が到来しました。イエス様の十字架の死、埋葬、復活、昇天の後五旬節に聖霊が弟子たちに下りました。ペテロたちは外国語で説教をして3000人が救われました。救いが完成し、神の国が力を持って到来しました。イエス様はまもなく到来する神の国に生きる使徒、神の国を伝える伝道者の生きるすべをまず、祈りを教えています。「日ごとの糧を今日も与えたまえ。」明日のことを心配しないように、全能の父なる神様は遠くにおられる神ではなく、お父様のように親しく、近くにいて守り導いてくださる方であることを教えています。5~13節においては真夜中の突然、遠方の友の訪問を受けます。その友の空腹を癒やすため、深夜にも拘わらず近くの友人の家のドアをたたきます。遠方の友が来たのでパンを3つ貸してください、と懇願します。その友人は人は皆深夜寝静まっている。子どもも私も床に入っている。面倒をかけないでくれ。友人はこの返答にくじけることなくたたき続けます。近隣の友は友人のしつこさ熱心さに負けて起き上がって必要なパンを友人に差し上げました。その後イエス様は「たたきなさい、開かれます。求めなさい、そうすれば与えられます。」熱心に求めることを教えています。友人の友情、親切を信じてたたき続けることを教えています。イエス様は最高の友です。人を助ける時、友人の必要に答えるとき、私たちに欠乏があっても、何時、何を求めても主は答えてくださいます。親切な主を信じて、隣人の欠乏、必要を満たす器となるため、与えて惜しまない主を信じて、熱心に祈り求め続ける信仰に生きて生きましょう。シャローム。