動画(48分06秒)
聖書 使徒の働き19章21節〜40節
説教 「大変な騒ぎ」
説教者 タン・ショーン師
今月の聖句
ピレモンへの手紙11節
彼は、以前はあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても役に立つ者となっています。
今週の聖句
ヨハネの手紙第一4章18節
愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。恐れには罰が伴い、恐れる者は、愛において全きものとなっていないのです。
ルカの福音書からの黙想 ルカ10章中編
ルカ10章前半でイエス様は72人の弟子たちを宣教に派遣しています。弟子たちの伝道旅行はとてもすばらしい結果でした。「主よ。あなたの御名を用いると、悪霊どもでさえ私たちに服従します。」喜びの弟子たちにイエス様は「敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けました。ですから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。」(19節)恐れないで伝道することを励ましています。働きの結果、成功を喜ぶのでは無くイエス様に派遣されている事、イエス様の手にあることを喜ぶように励ましています。「あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」(20節)出来ない時も天に国籍のある事を喜ぶよう励ましています。この後、イエス様は聖霊によって喜びにあふれておられます。「イエスは聖霊によって喜びにあふれて言われた。天地の主であられる父よ、あなたをほめたたえます。あなたはこれらのことを、知恵ある者や賢い者には隠して、幼子たちに現してくださいました。そうです、父よ、これはみこころにかなったことでした。」(21節)イエス様が喜びに満たされたと表現している所は余りありません。「あなたはこれらのことを、知恵ある者や賢い者には隠して、幼子たちに現してくださいました。そうです、父よ、これはみこころにかなったことでした。」と神の御力が弟子たち、無学、無力な幼子のように純真に信じ委ねる者たちに現されたことをイエス様は喜んでいます。ルカ10章は弟子の派遣、イエス様の喜びの後、25節からは傷ついた旅人の隣人となった良きサマリヤ人、イエス様のことばに耳を傾けるマリヤの信仰が書かれています。ルカ10章で72人の宣教、イエス様の喜びと良きサマリヤ人の物語がどのように繋がっているのか、少し考えなければなりません。72人が宣教に出かけるとき、お金や袋が無くても、イエス様が共にいてくださるという信仰は必要不可欠でした。倒れている旅人と遭遇した時、助けるか避けるかの判断は、主を信じているか、主の助けを信じているかが問われています。今週も色んな遭遇があります。主が力を備えてくださることを信じて信仰の道を歩み遭遇にも立ち向かいましょう。シャローム。