●奇跡の一年(5)

 水彩絵の具は水に溶けるので着色してかわいた後も水にぬらすとにじんだりはがれたりします。それがアクリル絵の具の登場で事態は一変しました。アクリル絵の具は、チューブから出したときは水に溶けるのですが、いったんかわくと耐水性を持ちます。それで平面作品はもちろん、立体作品の着色にも幅広く利用されています。
 いったんかわくと耐水性、すなわち水に溶けないということは、作品にとっては大変ありがたい性質なのですが、服やら髪の毛やらについてかわいてしまうとなかなかやっかいなことでもあります。生徒にはできるだけ体操服を着てくるように、また髪の毛はくくるように、そのうえで汚さないように指導します、が、必ず何人かは絵具まみれになるのですね。私は妻にかっぽう着のようなエプロンを作ってもらってスーツの上から着ていましたのでセーフ!。絵の具のついてしまった生徒が出ると、とにかく時間との勝負で洗面所に急ぎ絵具のついた部分をごしごしと洗います。ぐずぐずしているとシミとなって残ります。早ければ早いほど後に残るという影響は少なくなります。

「たとい、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。」(イザヤ1・18)

 主イエスさまは十字架と復活によって罪の赦しの道を開いてくださいました。主に罪を告白し赦しを受け取りましょう。どんなに大きな罪も主は赦してくださり新しく生きる道に招いてくださいます。赦されない罪がありませんが、ただ絵の具と一緒でぐずぐずしているといろいろな形で罪のもたらす影響が長引いてしまいます。悔い改めは早いに越したことはありません。


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