●26聖人を訪ねて(5)

 長崎原爆資料館の次に向かったのは「日本二十六聖人殉教地記念館」ならびに「聖フィリッポ教会」。再び路面電車に乗るのですが、昼食を求めて歩いていると、結局、原爆資料館の最寄り駅から二駅ほどとおい浦上駅前電停まで歩くことになりました。にんにくラーメンで昼食。
 浦上駅前電停から路面電車で八千代町電停へ。坂道をのぼり日本二十六聖人殉教地の西坂へ。ここに彫刻家・船越保武作の記念碑があります。遠くから見ると十字架の形になっている記念碑には、チケット裏面の説明によると、向かって右から、つまり東から順に、①聖フランシスコ吉、②聖コスメ竹屋、③聖ペトロ助四郎、④聖ミカル小崎、⑤聖ディエゴ喜斉、⑥聖パウロ三木、⑦聖パウロ茨木、⑧聖ヨハネ五島、⑨聖ルドビコ茨木、⑩聖アントニオ、⑪聖ペトロ・バプチスタ、⑫聖マルチノ・デ・ラ・アセンシオン、⑬聖フィリッポ・デ・ヘスス、⑭聖ゴンサロ・ガルシア、⑮聖フランシスコ・ブランコ、⑯聖フランシスコ・デ・サン・ミゲル、⑰聖マチアス、⑱聖レオ烏丸、⑲聖ボナベントウラ、⑳聖トマス小崎、?聖ヨアキム榊原、?聖フランシスコ医師、?聖トマス談義者、?聖ヨハネ絹屋、?聖ガブリエル、?聖パウロ鈴木、以上26名の等身大の像がはめ込まれています。
 ルイス・フロイスの『日本二十六聖人殉教記』(結城了悟訳)によると、①と③は道中で捕縛されて追加された人。また①~⑩、⑰~?の20人が日本人で、真ん中の6人が海外からの宣教師とのこと。


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