●26聖人を訪ねて(1)

 この夏、妻と連れ立って九州・長崎に旅をしてきました。青春18きっぷは年齢制限がありません。8月1日(月)朝5時半に牧師館を出発。守山の実家に自動車を預け徒歩15分ほどで守山駅。6時30分に乗車。山科で予定の電車に乗り換え、姫路、相生、岡山、糸崎、岩国、新山口、下関、小倉、鳥栖、肥前山口、諫早と乗り継ぎ、長崎駅に23時7分到着。乗車時間897分。つまり14時間58分。乗り継ぎ時間77分。改札できっぷをチェックしていただきました。二度見されました。お疲れさまでした。
 1597年、今から約420年ほど昔、キリスト教信仰に生きたために殺された人々がこの日本にいました。その年2月5日、長崎の西坂の丘で神さまをたたえ、福音の教えを証ししながら、十字架上で殉教した26人は、1862年に列聖(ローマ・カトリック教会で聖人とされる)されました。その100年後の1962年に西坂の丘に日本二十六聖人記念館が立てられました。今回の旅の目的の一つは、この記念館にある彫刻家・船越保武作の記念碑(彫刻)をみることにあります。
 殉教者たちは1月10日に大阪をたち2月5日に長崎で処刑されています。大阪と長崎の間を25日ほどで行ったことになります。殉教に向かっての25日。それに対して今回私たちの電車に揺られての15時間はすべてにおいて比べものにはなりませんが、いろいろと学ぶことの多い旅となりました。


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