●エクアドルそしてペルーの旅(13)◎日本食レストランとマクドナルド

 なつかしい日本語の看板に導かれて入った日本食レストラン。メニューを見てとりあえず「カツ丼」を注文しようとして「ちょっと待った!」。メニューをよく見るとカツは「チキン」とのこと。とんかつはやはり豚でないとさみしいので「親子丼」にしました。妻と娘は「かきあげうどん」。だしの香りと味に生きかえるようでした。ほうれん草のようなものが出てきましたがほうれん草ではなく現地のなんとかいう植物とのこと。食材の少ない中での涙ぐましい工夫が見えます。日本人の店長さんがわざわざあいさつに来てくださいました。思わず「ありがとうございます。また来ます」。(そんなことはありません)
 午後は買い物へ。少し離れた市場に徒歩で移動。商品には値札が付いていないので、娘に教えてもらったスペイン語「クアント クエスタ?(これはいくらですか)」を口ずさみながらお店へいざ出発。店員さんに「クアント クエスタ?」。何とかなるかなと思いましたが、向こうの話す言葉が一切理解できません。結局娘を引っ張ってきて交渉。こんなことなので3時間ばかりの買い物となりました。ここで帽子を二つ買い、この旅で買った合計帽子が三つとなりました。最初の日に買ったパナマハットは「夏の普段使い」に、ここで買ったアルパカの毛糸の帽子は「雪解け作業の時」に、もう一つ買ってしまった牛革のインディージョーンズ風の帽子は「冒険の旅に出発する時」にかぶります。
 この日の夕食はマクドナルドのお持ち帰り。マクドナルドはここペルーにはあるのですがエクアドルにはないそうです。さすがにここでは値段交渉はありません。出てきた肉のパテは日本のものの1.3倍ほどでしょうか。国によって違いがあるのですね。帰りに説教壇の彫刻がすばらしいサンブラス教会を見学。神聖な礼拝堂にマクドナルドの袋からのかおりがそこはかとなく漂っていました。


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