●エクアドルそしてペルーの旅(10)◎遺跡群からクスコへ

 8月9日(日)。毎日聖書を読み祈って出発してきましたが、この日は主日ということでちょっとだけ長いお祈りをしました。読んだ箇所が「歴代誌(下)5章2~14節」。主の栄光が神殿に満ちあふれたため祭司たちは奉仕を続けることができなかった、という所。奉仕ができているうちは主の栄光の満ちあふれ度合いがまだまだなのですね。主の日であるのに奉仕をしないでいることの後ろめたさも、少し軽くさせていただいたような気がしました。
 二泊した「クイチプンク」(「虹の橋」という意味)ホテルを出て、すぐの所にあったカトリック教会の礼拝にお邪魔しました。熱心に祈っておられるアンデスの村の人びとの信仰の姿に教派を越えて胸熱くされました。勧められるままに前に進むと「聖水」をかけていただくことに・・・。何やらありがたい感じに包まれて礼拝堂を後にしました。
 10時にホテルを出発。2000メートル級の山道を土煙をあげながらのタクシーに揺られ、遺跡や旧跡を訪ねつつクスコに向います。円形遺跡と段々畑の遺跡「モライ」、昔ながらの製法で岩塩が作られている「マラスの塩田」、市場が開かれる「チンチェーロ」と進みます。このチンチェーロではほとんど客のいない博物館に入りました。あまりのシンプルな展示物に圧倒されましたが、入館料を値切ったので心は穏やかです。隣りにあった教会は閉じられていたのですが、少々無理やりに扉を開けていただくことになりました。扉を開けたことで関係者がもめておられましたが、気にしない気にしない。道端で大ぶりの茹でトウモロコシが売られていました。どう考えても衛生的に問題を抱えていることは明らかです。しかし妻がどうしても食べたいというので買ってしまいました。やれやれ。


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