●エクアドルそしてペルーの旅(9)◎マチュ・ピチュ遺跡

 8月8日(土)。この日は「マチュ・ピチュ遺跡」の見学。早朝6時過ぎにオリャンタイタンボのホテルを出発。徒歩にてオリャンタイタンボ駅へ。そこから列車(ペルーレイル)で1時間と20分ゆられてマチュ・ピチュ駅へ。さらにそこからバスで未舗装の道を20分ほど。現地到着。時計の針は9時38分。列に並んでようやくマチュ・ピチュ遺跡入場。ここまですべて事前の予約(パスポート確認など)が必要です。遺跡の中にはトイレがないので入場の前に皆さんトイレに行かれます。入り口でお金を払ってトイレへ。ペーパーはもちろんありません。
 15世紀インカ帝国の首都であったクスコは標高3400m。そこから約1000メートルほど下ったウルバンバ谷にそった山の尾根にあります。標高約2400m。アンデスの文明は文字を持たないため、この天空の街の実体は正確には分かっていないそうです。雲のかかる日も多いそうですが、この日は晴天で遺跡がたいそうきれいに見えました。古代アンデスの人々はどんな思いでこれをつくったのだろうかと、石の建造物の間をさまざまな想像をしながら歩きました。
 2時間ほどの見学の後、遺跡を出て、途中博物館に立ち寄りマチュ・ピチュ駅へ。午後3時、ウルバンバ川沿いのレストランにて遅い昼食をとりました。夕刻6時35発の列車で、ホテルのあるオリャンタイタンボへ。列車ではベネズエラ人で現在はチリのサンチャゴに住んでいるという青年と同席となりました。合気道をやっているというこの青年。日本人と聞いてたいそう親しく話しかけてくれました。話しているうちに彼のグループが同じホテルに宿泊する予定だということが分かり、なにやら不思議な感じ。
 ホテルに戻ったのが夜の8時半ごろ。近くのレストランで夕食をとりました。時差を考えるとちょうどこの時、日本、東近江の教会では合同礼拝の時間。ホテルに戻り、祝福を祈りつつ床に就きました。


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