●エクアドルそしてペルーの旅(7)◎チンボラソ山観光

 下痢で幾度となくトイレに行った夜が明けました。エクアドル三日目の朝。どんなに暗い夜にも朝はやってきます。しかし腹痛は相変わらずで、朝食はものすごくおいしいオレンジジュース(ホームステイのお母さん手作り)だけを何とか飲むことができました。この日は娘の赴任地リオバンバの観光ということで7時30分に出発。観光電車で標高6268mのチンボラソ山へ。もっとも私たちが行くところは3000mほどの観光施設です。
 観光電車は山岳鉄道です。ホームステイからタクシーで15分ほどのところに発着場があり、そこから出発。雪を冠したチンボラソ山は大変美しい山でした。海抜高度では地球最高峰のエベレストよりも低いのですが、赤道直下の山なので楕円である地球の中心からの距離はこちらの方が最高だそうです。つまり宇宙から見た時いちばん出っぱている山ということですね。
 アンデスの自然の中をひた走る鉄道内は観光客で満席。日本人は私たちだけでエクアドルのどこかの婦人会ツアーと見える方々がご一緒でした。ハンサムな運転手さんと助手の方の紹介があると大拍手。やや年季の入った黄色い声が「独身か~」(もちろんスペイン語ですが)。エクアドル版「大阪のおばちゃん」たちでした。
 到着した観光施設では、ラマ(アルパカ?)との記念撮影。なかなか観光客慣れした動物でカメラ目線もばっちりです。山の氷で作られたジェラードのサービスをいただきましたが、横から娘が「お父さんは食べん方がいいで~」とこっそりアドバイス。アンデスの山に暮らす人々の暮らしを紹介した施設もあり良い学びの時間でした。近くには俳優の向井理も宿泊したというホテルがありました。
 帰りに昨日お会いできなかった娘の職場の校長先生にお出会いし帰宅。妻と娘は少し遅い昼食にホームステイ先のご両親と外食へ。私はというと2時間ほど寝ることにしました。


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