●エクアドルそしてペルーの旅(6)◎配属先の学校見学

 その日の午後は娘の配属先の学校を見学し、同僚の先生方と街の散策、そして語学学校の先生への挨拶と、おなかが絶不調の私には少々ハードな時間となりました。
 配属先の学校は「カルロス・ガイバイ公立特別支援学校」といい、ホームステイ先から自動車で数十分のところにあります。娘がここを歩いて通勤しているとのことで心配は尽きません。今は学校は休みの期間で子どもたちはいません。ひっそりとしていました。学校にはさまざまなハンディキャンプを負った子どもたちが通っていて、それぞれの子どもたちにあった教育がされているということです。廊下の壁に娘が企画した子ども新聞が掲示されていました。娘は娘なりの考えをもって先生方と共に頑張っているようです。文化や生活習慣の違いによって、必ずしも理解をしていただけることばかりでもないようで、娘にとってはチャレンジも多いようです。
 同僚の先生方と近くのスーパーで落ち合い、ずいぶん使い込まれた5人乗りの乗用車に6人が乗って、街の散策に連れて行ってもらいました。なかなかスリルがあります。街をめぐると、スペイン統治時代、独立時代、混迷の時代、そして新しい時代、それぞれを感じることができました。
 帰りに娘の通う語学学校の先生に挨拶に伺いました。赴任前に3か月の詰め込みでスペイン語を教え込まれ現地に派遣されました。しかし自由に話せるようになるには道のりは平たんではありません。娘は任務のあいまに自主的に語学学校に学んでいるようです。
 少し遅くホームステイ先に帰宅。気圧が低いと沸点が低く、ジャポニカ米のご飯はあまりおいしく炊けないのですが、それでも気遣って炊いてくださった夕食の梅干しご飯はおいしかったです。早々に就寝。エクアドル二日目終了。


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