●エクアドルそしてペルーの旅(5)◎首都キトからリオバンバへ

 8月5日(水)の朝9時、キトのホテルを出発。約200キロ南下したリオバンバに向ってタクシーで移動。リオバンバはエクアドルのちょうど真ん中あたりにある町です。エクアドル最高峰のチンボラソ山(6267メートル)を望む国立公園の一角に位置します。ここにある特別支援学校で娘は活動しています。
 移動のために利用したタクシーは「プエルタ・プエルタ」(ドアという意味だそうです)と呼ばれていてます。乗り合いタクシーなので運転手と私たち3人以外に、助手席に赤ちゃんを抱いたお母さんがご一緒でした。約3時間、タクシーに揺られ12時過ぎにリオバンバ到着。娘のホームステイ先に到着しました。
 ホームステイでお世話になっているご家庭はリタイヤしたご夫妻と子どもさんたち。とても暖かな感じの方々でした。娘がお世話になっているお礼とともに、今夜はここに一泊をしますのでその感謝を伝えます。洗濯機をお借りしてその間に手料理の昼食にお招きいただきました。昼食のメニューは「クイ」という郷土料理です。
 かねてよりチャンスがあれば食べたいと願っていましたので本当に感謝です。クイというのは「テンジクネズミ」のことです。エクアドルに限らず南米では一般的な食材で、20センチほどのテンジクネズミが内臓を取り除かれ丸焼き状態で出てきます。淡白な鶏肉という感じでとてもおいしいものでした。完食。
 楽しい食事会を終え、洗濯物を干しているあたりからすこ~しおなかが変になってきました。おなかの違和感は間もなく痛みへ。冷や汗と共に動けなくなりました。こののち私一人が下痢と腹痛で翌日の夕刻まで苦しむことになります。おそらく昼食のクイが良くなかったようです。もちろん料理自体は全く問題がなかったのですが、調子に乗って食べなくてもよいところ(レバーのようなところ)まで食べてしまった私の問題です。ホームステイのお父さんは「良い人はクイに当たるんだよ~」などと慰めてくださいました。


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