●エクアドルそしてペルーの旅（４）◎JICAあいさつ

　赤道記念碑見学の後キト市内に戻り遅い昼食。妻が少し体調を壊してしまいました。短い休憩を取った後、JICA（青年海外協力隊）の事務所を訪ねました。所長さんや職員の方にご挨拶をしました。所長さんは５０代の日本人。JICAについての説明、ご自分のJICAボランティアで活動した若い時のことなど親しくお話しくださいました。現地スタッフにお会いしたことで私の中にあった心配も少し少なくなったかな、と思います。
　JICAボランティアの隊員たちはパスポートを事務所に預けているようです。今回の旅行の後半は娘も一緒に隣国のペルーに行く予定でしたので、娘は預けているパスポートをいったん返してもらっていました。娘の持っているパスポートは濃緑色の公用旅券。公的機関の職員として派遣されているそうです。これも少しだけですが安心材料でしょうか。
　エクアドルで活動しているJICAボランティアは何人もいるのですが、娘の地域には娘一人だけで日本人も娘以外にはいません。よくやっているなあ、と改めて感心しました。
　記念撮影をして事務所を後にしました。タクシーでホテルのある旧市街（セントロ）に戻り、サン・フランシスコ教会を見学しホテルへ。近くの通りにあった夜店風の食堂で夕食をとりました。隣りにいたアメリカ人観光客が注文したメニューの料が少ないとお店の女性店長さんに文句を言っていました。私たちは日本人の中でも比較的コンパクトにできているので十分なボリュームでした。エクアドルの旅、一日目が終了。