●デボーションからの黙想(21)~ボンヘッファー『主のよき力に守られて』より◎父、子、聖霊=三位一体の神

「この世の父であり創造者である神、イエス・キリストにおいてイエス・キリストの死に至るまでもわれわれを愛した神、聖霊においてわれわれの心を神に向かせて開かせる神、これこそが唯一の神である。」
(ボンヘッファー、『主のよき力に守られて』より)

 聖書の語る唯一まことの神さまは、三位一体の神さまです。三位一体とは、三つの位格をもつ一つの実体(本質)ということですが、そう聞いても何が何やらわからないものですね。古代神学者アウグスティヌスは、輝く光を見ようとすると眩しすぎて目を開けていることができず、見つくすことができないように、栄光に輝く神さまを見ようとしても、見つくすことができない。それが三位一体の神さまの神秘である、と語ったとのことです。
 ボンヘッファーは、三位一体の神さまをその役割によって少し整理してくれました。
〔父なる神さま〕は父であり創造者。〔子なる神さま=イエスさま〕は命がけで愛してくださったお方。〔聖霊=御霊〕は私たちの心を神さまに向かせて開かせてくださるお方。この三つの位格をもった方が一つの実体(本質)であり、私たちと共にいてくださるのです。
牧会ずいそう 2014年07月13日(日)


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