●ＨＯＰカンボジアツアー（１０）◎デモ隊の中をトゥクトゥクで移動

　ホテルを出発して、今回お世話くださっているペク宣教師ご一家宅をお訪ねし家族の皆さんにご挨拶。そこから「トゥクトゥク」に乗って高速バス乗り場へ移動。トゥクトゥクとはリアカーのような屋根付き客車をバイクが引っ張る４人乗りタクシーのようなもの。
　１２時３０分に出発する高速バスに乗ろうと大急ぎで移動するのですが、途中でデモ隊に出くわしました。いたるところにバリケードがはられ、機動隊にも出会い、一部徒歩と急ぎ足で高速バス乗り場に急ぎます。出発の１２時３０分が迫っています。何とかぎりぎり高速バス乗り場につきました。
　デモ隊は大規模なものでしたが、参加している人々の様子はわりあいのどかな感じでした。しかし後でニュースを見て知ったのですが、このデモに巻き込まれた方が一人なくなられたとのことでした。デモとはデモンストレーションですから何らかの願いを集団で「非暴力により」主張する行為です。ですから結果的に命を失われた方がおられるということは少なからず残念なことです。悪政が改善されるために民衆が力を合わせて主張することはとても大切なことだと思います。私もずいぶん昔ですが組合運動の一環で県庁に泊まり込んだことがあります。歴史を見ると非暴力に立ち続けることは難しことかもしれませんがやはり大切なことです。
（２０１３年９月１５日・日、昼）