●HOPカンボジアツアー(8)◎王宮、FCC

 アドラム教会を午後2時に出発し次に向かったのが王宮。王国であるカンボジアでは王さまはとても尊敬され大切にされています。王宮は首都プノンペンの中心的なところにあります。近くには大きな公園もありました。入り口でチケットを購入し入場。予約していた日本語ガイドがおられないというハプニングがありましたが、とりあえず入場。市内の喧騒とは打って変わって静かな所でした。よく手入れされている庭園の中に王宮関係の施設が立ち並んでいました。その中で入場可能な所を巡り歩きました。政治の実務にかかわる王がいる国は現代では珍しいのだと思いますが、国が国としてまとまるためにこのような形が人間には必要なのかもしれません。民主主義を標榜する国がことごとく専制政治になってしまう現実を思うと、神なき民主主義よりもベターなのでしょうか。
 帰りにFCCというところでティーブレイク。FCCとは旧外国人記者クラブで情報が統制されていた時期に人々の窮状が世界に発信された所ということです。現在はホテルとレストランになっています。開放的なテラスから雄大なトンレサップ川が見渡せる素敵な場所でした。情報が一部の支配層によって統制されると国は衰退するようです。いつの時代も勇気をもって発信する人によって平和がきずかれていきます。そんな歴史を想像しながらいただくコーラは格別でした。
(2013年9月14日・土、午後~夕刻)


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