●HOPカンボジアツアー(6)◎キリング・フィールド

 9月14日(土)朝8時にホテルをペク先生運転の乗用車で出発。一路「キリング・フィールド」へ。8時45分到着。「キリング・フィールド」はプノンペンから約12キロ離れたチュンエクという村にある処刑場跡です。昨日訪れた「トゥール・スレン」刑務所に収容された人々はここに送られ処刑され埋められました。送られてきた人々は殺されることを知らずに連れて来られ、解放されるのではないかとの期待をしていた人もいたそうです。中央に建てられた慰霊塔には9千体近い遺骨が安置されています。
 運動場ほどの広さのところに木々が茂る公園のようなところですが、遺体が掘り起こされたいくつもの穴が窪地となって残されています。今も遺骨や遺品(衣類の切れ端)が道々発見されます。音声ガイド(オーディオプレーヤー)を借りて説明を受けながら巡りました。この音声ガイドは各国語が準備されていますので私は日本語で聞くことができました。19のポイントに添ってその場所の説明と共に生存者の証言もあり、1時間ほど、年齢、性別を問わず行われた虐殺のすさまじさ、人間の残虐さを学ぶことになりました。言葉を失いました。
 収容所とこのような処刑場が当時カンボジアのいたるところに作られていたそうです。
(2013年9月14日・土、朝)


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