●HOPカンボジアツアー(3)◎王立プノンペン大学

 WEC事務所を後にして次に訪れたのは「王立プノンペン大学」。11時40分到着。もうすぐお昼ご飯の時間ですから内心どうなるだろうと心配しつつ大学キャンパスを進み日本語学科の教授室へ。出て来てくださった小柄な女性大学教授は流ちょうな日本語で気さくに対応してくださいました。立ち話の後日本語を学ぶ学生たちを紹介してくださり数人の学生たちと交流を持つことになりました。
 大学の隣には「CJCC」(カンボジア・日本・協力センター)という施設があります。このカフェテラスでジュースを飲みながらいろいろとお話を伺いました。なぜ日本語を勉強しようと思ったのかと質問すると、彼らは目を輝かせながら「日本に留学し、日本の会社で働き、いろいろなことを学んで、やがてカンボジアに帰り会社を興したい。そうして家族や地域、国のために役立ちたい」と話してくれました。20代前後の彼らが明確なビジョンをもって学んでいる姿に圧倒されるとともに、うちの子どもに聞かせてやりたいな~などと自分のことを棚に上げて思いました。
 カンボジアでは日本に対してあまり悪い感情はないようです。日本は長期にわたるフランスの支配から解放してくれた国で、近年は地雷撤去の支援、道路やインフラ整備などでなかなか良い印象を持っていてくださるようですね。
 学生さんたちはなかなか積極的で、もし日本に行ったらホームステイ先になってくれるかと具体的な話しをし始めてくれました。少し引いてしまったのですが、それくらい必死で人生を生きようとしている力を感じました。13時、空腹を抱えて出発。


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