●はじめまして(37) ◎イエスさまの近衛兵 その1

 大津赴任、最初の洗礼式に祈りに来られた兄弟はかつては近衛兵でした。戦況が厳しくなるとシンガポール方面にも出兵されたようです。屈強な方で、戦地で自分の盲腸の手術中、麻酔が切れるハプニングに軍医がおろおろするも「大丈夫、やってください」と一喝し手術を続行していただかれたそうです。戦後は自衛官教官として歩まれ、50歳のときに信仰を持たれました。この方の実の兄がブラジルへ移民されていたのですが、現地でクリスチャンになり伝道師となり、家族の救いのために一時帰国されました。そのときに信仰を持たれたそうです。
 ブラジルから帰ってくる兄を迎えるため親戚一同は歓迎の宴を準備しておられます。そこに帰国したお兄さん。歓迎会の最中、やおら立ち上がりキリストの救いを語り始めます。悔い改めを迫るお兄さんに親戚一同言葉を失ったそうですが、この兄弟と娘さんがその伝道で信仰を持たれました。(ちなみに娘さんは今年の団体女性会の会長さんでこの10月の女性セミナーで司会をしておられました。) その後お兄さんは役目を終えたとしてブラジルに帰って行かれたそうです。
 かつて天皇に仕えた近衛兵。後にイエスさまの近衛兵となられました。


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