礼拝あれこれ 2 交読

 礼拝では聖書を読みます。説教の個所を司会者が読む聖書朗読とは別に、司会者と会衆とは交互に読む「交読」があります。新聖歌の後ろに聖書から交読しやすいように抜粋された「交読文」がありますので、そこから読む場合もありますし、聖書そのものから読む場合もあります。声を合わせて神さまのお言葉をともに読みましょう。週報に箇所が記されていますので礼拝が始まる前にしおりを挟むなど準備をしておくとよいでしょう。
 礼拝はそもそも「交わり」という要素をもっています。壇上から一方的に会衆に語られるだけではなく、司会者と会衆とが、また会衆同士が互いに交わりをいただくのです。家庭でひとりで神さまを礼拝することも大切ですが、礼拝堂に集まって互いに交わりを頂くことがとても大切なことです。
 教会の交わりの中心にいてくださるのはイエスさまですが、それは具体的には聖書の言葉であるといっていいでしょう。聖書の言葉を、司会者と会衆とが交互に朗読し、みことばを中心とした交わりをいただくのです。

「私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。」

第1ヨハネ1章3節


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