〔宣教50年 スポット 19〕 「世界福音伝道団」の設立

W・E・C(Worldwide Evangelisation for Christ)いわゆるウエック宣教団、が日本で宣教を始めたとき、W・E・Cの日本語訳は「世界伝道会」でした。その後「世界福音伝道団」と改名しました。その頃はW・E・C=「世界福音伝道団」だったのです。1970年の年会で長沢先生とわたしが、当時の日本WECの主幹者ラウンドヒル師と他3~4名の委員の前に呼び出されました。その当時は日本人働き人は宣教師の居候で、宣教師会の分け前にあずかって生活していました。しかし、為替レートの変化で、宣教師の生活は大変苦しくなっていたのです。ラウンドヒル師は、日本人教師は今後、日本の教会からサポートを受ける体制に代わるべきで、日本人指導の団体をつくってほしいと言われました。宣教師会からの援助は3年で無しにするから、自立しなさいということでした。当時のわたしにはそれが実際にどう言う事を意味するのかはっきりは分かっていませんでした。慌てて宗教法人の規則改正やその他の準備をし、翌1971年初頭に「世界福音伝道団」設立総会が開かれ、「世界福音伝道団」は日本人教師、宣教師、教会の3者でなる、日本の団体となったのです。


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