続・牧会ずいそう＜150＞　仕事に熱中し過ぎて

　山本の家で葉刈りをした。２３年前に買った葉刈り機が便利している。大いにはかどり助かる。ところがよく失敗することがある。葉刈りに熱中していると突然機械が止まってしまう。スイッチを押しても作動しない。よく見ると、機械につながっている電線を切ってしまったのだ。自分で自分を動けなくしてしまっている。機械にとっては力の供給に役立っている線を、気付かない内に切ってしまったのだ。仕事に熱中するのもよいが、祈りやみことばに支えられていることを忘れてはならない。礼拝や、集会に集うことがおろそかになってはならない。忙しさの故にこれらのことが切れてしまうと、神様からの力が注がれなくなる。線が切れると、仕事はできなくなる。時間を取って、その修復に当たらねばならない。仕事に熱中して大切なことを忘れたり、仕事ができるために支えとなっているもののことを忘れてはならない。仕事に熱中して、それを支えている食生活が不純になり、健康を害し、病気に倒れることもある。霊的食生活が不順になると、霊的健康を害し、永遠のいのちさえ失いかねない。信仰の電線を自分で切ることのないように！