続・牧会ずいそう<148> 教会につながる

 「信仰は個人的なものやから、聖書を読んでお祈りしていれば教会につながらなくても・・」と言う人が時にあり、「教会って、自分の好きな時に好きな所へ行き、一つの教会にこだわらなくても良いのよ。」と言う人もある。が、教会につながるとはどういうことか。聖書には「教会はキリストの体」とある。それぞれの肢体が体につながらなければ生きていけないように、キリスト者は教会につながってこそいのちの成長へと導かれる。頭なるキリストにつながっていると言っても、足が直接頭につながっているわけではない。他の肢体との関係の中で頭につながっている。目に見える地方教会につながることによって、この恵みを知ることは神の御旨だ。国民の教育の向上を図る学校も、同じ国の学校であればどこに行っても同じ義務教育が受けられるが、好きな時に好きな学校に行っても良いと言うわけではない。住まいの事情で転校はあっても、その都度手続きは必要だし、定められた所で一貫した教育を受けることは望ましい。「体」は病気になることもあり、どこでも完璧とは言えないが、そのつながりを通して神の恵みを知ることが大切だ。


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