続・牧会ずいそう<142> 思い込みで聞く?

 お隣が家を建て直している。古い家を壊し。新しい土台が作られ工事が始まった。奥さんは、今度の家は「外は洋風で、中は和風」だと言われた。しかし、私は「外が和風で、中は洋風」だと聞いてしまった。私の頭の中には「外が和風で、中は洋風」の概念が強ったからだろう。人の言葉を聞く時、聞き手の概念や、経験、常識、先入観が働いて自分の納得のいくように思い込みで聞いてしまうことがよくあるようだ。相手のことばを自分の中にある既成のイメージに合わせて理解しようとする。耳新しいことだと思っても、特に関心が湧いて来なければ、理解できないものは通り過ごしてしまう。聖書を読んだり、聖書のお話を聞く時も同じようにしてしまうと、特に神様については今まで聞いたことのないこと、常識を超えたこと、経験や既成概念を越えたことが多いので、まず聞いたことをそのまま受け入れ、その上で、分からないことについては更に説明を求め、教えられ、理解の範囲を広げていく訓練が必要になる。更に聖書や神様のことについては、信仰によって聞き、信仰によって受け入れ、従順を持って自分のものとすることが大切だ。


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