続・牧会ずいそう<131> 変わらないお方を賛美

 人は周囲がある程度は変わることを求めます。自分の望んでいる方に変わるといいのですが,望まない方に変わると失望したりいらだったりします。変わってほしくないものが望まない方に変わるとショックを受け,絶望してしまうことさえあります。家が火事になってすべてを失い,そのうえ船で出かけていた奥さんと子どもたちが遭難し亡くなってしまったらどうでしょうか。願わない,あまりにも大きな変化に意気消沈してしまうでしょう。G.スパッフォードさんは,この大きな変化と痛みの中で,変わらない神様の愛を知り,変わらないお方の大きさを知りました。その時の歌が賛美歌となり,今も多くの人々に歌われ,慰めと励ましを与えています。「安けさは川のごとく,心浸すとき,悲しみは波のごとく,わが胸浸す時,全て安し,み神共にませば。」世の中は変わります。周囲も,周りの人々も変わります。自分の望んでいるように変われば良いのですが,そう都合よくはいきません。しかし,どのような変化があっても,変わらない神が共におられ,変わらない神の愛を知ることが出来ることは何と大きな慰めでしょうか。


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