〔牧会ずいそう(選集)〕 違いを越える

同じ親から生まれた子供でも、こんなにも違うものかと驚くことが度々ある。性格、感受性、好みなどの違いが、喧嘩の原因となる事もある。
あらゆる人間関係の中で、違いがもたらすトラブルはよく出くわすことだ。しかし、違いを越えて一致し、愛し合い助け合い、協力し合うことにこそ、真の人間らしさがあるように思う。
一人一人の存在の尊さを認め、違いをそのまま受け入れ合い助け合い、補い合う…そこには人格的な深さ、高さが養われる場がある。そこに至るには自我が砕かれ、聖められ、自己中心で高慢な心が取り除かれる道が必要だ。人間は神につくられたモノであることを悟り、罪人を救うために十字架につけられたキリストの愛に打ち砕かれ、聖められる道…【わたしは道】と、言われるキリストは、違いを越える道でもあることを知りたい。


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