〔牧会ずいそう(選集)〕 燃え方…さまざま

 関西聖書学校の卒業式に出席した。巣立つ一人一人が燃えている。その様子を見ながら、同校での二十年間の卒業式で、ある教師が語られたスピーチを思い出した……『火が燃えるにも色々ある。紙屑はパッと燃え上がるが、直ぐ消える。真っ赤な炎を上げ、音を立てて燃え上がる火もある。しかし黒煙と飛び散る火の粉は、しばしば周囲に迷惑をかけ危険である。これは感情的で肉的な燃え方である。聖霊の火に燃やされる時は、煙害を散らさず静かに燃える。メラメラと派手に燃えず音も無く、青い炎を出して熱量も高い。聖霊に満たされ、聖なる炎を上げて、いつまでも燃え続けて欲しい。主の栄えの御為に』……のような内容であった。悪い燃料や不完全燃焼の煙りは公害を撒き散らす。肉の執心や野心の炎を燃やすのでは無く、聖霊に満たされて、霊に燃えて仕えたい。


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