〔私の宣教スケッチ 49〕 いろいろなお客さん

吉野郡は奈良県のほぼ2分の1の土地を有しているが殆どが山。人口はその頃奈良県の10分の1の過疎地であったが今も変わらないと思う。そのような山間の地にもいろんなお客さんが訪れる。糸切り虫、ぶんぶんと言った虫類、とかげ、時にはむかでや蛇。犬やネコが入ってくることもあった。小鳥も時々迷い込む。そのようなお客さんも楽しいが、遠来の友があるのは嬉しい。神学校の同窓生も幾人か来てくれた。団体の先生が訪ねて下さったこともあった。時には旅行中の宣教師が泊まって行った。山間部にトラクト配付をしていると言う先生が2~3日泊まった。吉野山に観光に来たクリスチャンが立ち寄ってくれたこともあった。お客さんはだれでも喜んで歓迎したいのだが、ちょっと警戒心が働いれしまうお客さんもある。押し売りみたいなことをされる時もあり、旅費が欲しい、食べ物が欲しいと言ってこられるのはよいがどう対応して良いか迷うことも多い。すべての人を神様が送って下さったと思えればよいのだが、そうは思えない時もある。


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