〔私の宣教スケッチ 38〕 兜虫を飼う

近所の子供達と仲良しになった。集会でのつきあいだけではない。魚つかみにいったり、毎日のように家に上がり込み遊んでいく。家の中で彼らが入り込まなかったところはない。彼らは何にでも興味を持つ。私たちが持っていたあまりにも古い箪笥を見て「先生は何才や!おじいさんおばあさんでもないと思うけど」と本気で聞いた子もある。「結婚したとき、ちょうど引っ越しした人のをもらったんよ」と言ったら納得した。夏には、クワガタや兜虫を捕まえて持ってくるので、「虫の家」を作ろうと彼らと共に「虫の家」作りをした。結構大きなのを作り、曳き粉を敷き詰め、とまり木も置いた。大きな「虫の家」が出来ると虫の数が少なく思える。みんなで兜虫つかみに行こうと話しが決まり、朝5時前に出かけた。彼らは兜虫のいるところをよく知っている。大きな「虫の家」にも過密なほどになった。この様な夏の終りには子供達主催で子供達のアイディアで子供の集会をした。子供が子供のための集会をしたのだ。会堂いっぱいに子供が集まった。


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